先日、東京で日本建築学会大会が開催され、バイオクライマティックデザイン小委員会の「半屋内外空間を考える」パネルディスカッションに北海道地区の登壇者として発表して…
先日、こんなやりとりがあった。 庭の手入れをしている枝切り鋏のキレが悪くなったので、 新潟にある製造元にメンテナンスの電話をかけたときのこと。 &…
今年の北海道は暑い。 最近の札幌の夏は、明らかに幼い頃に体験した東京の夏と同じであり、 日本中、いや世界中が異常な暑さになっていると聞く。 それで…
「アトリエモノゴトさんは色々な家を建ててますね。」 と前からよく言われますが、最近その意味合いが変わって来て嬉しく思います。 以前は、「色々つくっ…
この時期を二十四節気では啓蟄(けいちつ)と言うらしい。 啓蟄とは、「冬ごもりしている虫が春の訪れを感じ、穴から出てくる頃」とある。 なるほど、虫が起きるから鳥も…
最近、用があって出掛けても、まっ先に対面するのが端末となり、ひとに聞きたいことがあっても間に端末が入り、店員と一緒になって解決の糸口を探すシーンによく出くわす。…
朝、家族を送り出すと、大体1時間ぐらい家事をします。 通勤がない分、仕事モードに切り替わる儀式のようなものです。 よく料理のお話をするのも、料理を…
庭の桐の木で烏が子育てをしている。 人間がちょっかいを出さないせいか、ここでの烏と人間の関係は良好なようだ。 今まで鳥の巣をここまで観察したことはなかったが、改…
よく建築は音楽にたとえられます。 確かにある空間に身を委ねていると、耳に聞こえる音以外に、見えてくる音があります。 それは誰かが何かを意図して作った空間の軌跡で…
これまで何かと本物にこだわっているつもりでした。やはり本物嗜好で家づくりをされる方に偽物は勧められない、と思っていたのです。 先日ショールームで見た面材。片方は…
年末は恒例のおせち作り。 そして正月は今年も自宅でひっそりと過ごしました。 三ヶ日も過ぎ、お雑煮やおせちにも飽きてくると、 無性にカレーやパスタが…
先日クリスマスを前に、子供の反応を見るためにおもちゃ売り場に立ち寄った。 「どんなおもちゃをサンタさんに頼もうか?」との問いに、 「プレゼントは売っているものの…
世界の隅々までつながっていること。 今やいつでも世界中のことを知ることができ、手に入れることができるようになった。 便利にはなったが、困ったことも…
人間というのは贅沢な生き物で、日常が足りていると飽きが来て、非日常を求めて外へ出る。 目新しい宿に泊まり、普段食べない料理を食し、満足して帰ると嗚呼やっぱり家が…
言葉とは本来、人間がほかのひとと意思疎通を図るために生み出された道具。 ひとりでは生きられない人間が、世代を超え人智を共有するために紡いできた。 …
北海道もようやく暖かくなり、新緑と雪山と空のコントラストが鮮やかな一年で一番よいシーズンとなりました。 冬には冬の良さがありますが、北海道に住んでいれば誰しもこ…
先日の完成見学会には、あいにくの寒さと天気にも関わらず、多数の(と書くとこのご時世語弊がありますが)ご来場をいただき誠にありがとうございました。 …
春分が過ぎた。 寒さの中に梅が咲き、春一番が吹き、鶯、桜と徐々に訪れる日本的な春は、北海道にはない。 いつも外の残雪を尻目に本州の春の便りを聞くた…
家というのは不思議なところで、 こんなに毎日生活していながら、いまだにふと発見があったりする。 それは、今まで気づかなかった家の使い方の場合もあるし、どんなに探…
先日、恒例の年1回呼ばれる市立大学の講義を行いました。 今年は初のリモート開催。 やってみると、行かなくていいのが楽な反面、 これは改めて大変なコ…
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