庭の桐の木で烏が子育てをしている。
人間がちょっかいを出さないせいか、ここでの烏と人間の関係は良好なようだ。
今まで鳥の巣をここまで観察したことはなかったが、改めて鳥の巣はよくできている。

 

これまで鳥の巣というと、単にかき集めた小枝を木に載せているイメージしかなかったが、木が折れんばかりの暴風でも落ちることがなく、今や親鳥と変わらない大きさになった二羽のやんちゃな動きにも崩れることもない。
身体が黒くてさぞ暑いだろうなぁと思われたが、巣は木陰になる絶妙な位置に作られていることに、こちらは葉が生い茂ってから気がついた。

 

生まれながらに雨風に耐え、夜空を見て育つ子供たちが、揺れる木の上で自然を肌で感じ、そこからどう生き抜くのかを学び、それを次の世代へ受け継ぐ。
こうしたことができるから、生き残ったんだろうなぁ。