「二七の桐の家」では、週7日のうち2日ぐらいはなるべくエネルギーを使わない生活をしたいという思いがこめられています。 北海道ではなかなか本当の意味でのゼロエネル…
よく建築は音楽にたとえられます。 確かにある空間に身を委ねていると、耳に聞こえる音以外に、見えてくる音があります。 それは誰かが何かを意図して作った空間の軌跡で…
家族の単位が4人であった頃は、様々なものが4の倍数で売られていました。 それが瓦解し、日本から「標準の家族」というものが忘却の彼方へ消え去り、 次第にものやひと…
「次の家では結露に悩まされたくない」 この要望は北海道で家づくりをしているとよく耳にする言葉です。 今日では解決する方法があるにも関わらず、いまだ…
Projectに先日撮影した「二七の桐の家」の竣工写真を掲載いたしました。 詳しくはこちらから→
これまで何かと本物にこだわっているつもりでした。やはり本物嗜好で家づくりをされる方に偽物は勧められない、と思っていたのです。 先日ショールームで見た面材。片方は…
以前ヨーロッパに留学しているときに、ウィーンでアドルフロースの設計した「アメリカンバー」に立ち寄りました。1908年築の小さなバーで、インテリアや使われている什…
年末は恒例のおせち作り。 そして正月は今年も自宅でひっそりと過ごしました。 三ヶ日も過ぎ、お雑煮やおせちにも飽きてくると、 無性にカレーやパスタが…
先日クリスマスを前に、子供の反応を見るためにおもちゃ売り場に立ち寄った。 「どんなおもちゃをサンタさんに頼もうか?」との問いに、 「プレゼントは売っているものの…
驚くべきことに、現在工事中の案件ではお施主さん自ら製材から土木工事までをこなしてしまう。 これをDIYと言ってよいか迷いますが、これからDIYでも始めようかと思…
設計は、イメージを図面に描くときに寸法に落とし込まなければなりません。 打合せのときにお施主さんが求めている感覚を、これまでの記憶や体験を頼りに丁寧に寸法に置き…
アトリエモノゴトの家づくりはどの家も異なった表情を見せますが、根底で目指しているものは皆同じ。居心地のよさです。 住まい心地がしっくり来るということは、家が環境…
世界の隅々までつながっていること。 今やいつでも世界中のことを知ることができ、手に入れることができるようになった。 便利にはなったが、困ったことも…
建物をいかに効率よくつくるか、いつの時代も追い求めてきました。 その結果、あらゆるものが量産化、工業化され、現場ではあらゆるものが効率化のために電動化され、今で…
Projectに先日撮影した「山の手の家」の竣工写真を掲載いたしました。 詳しくはこちらから→
記録的な猛暑となった北海道。 環境の異変と日常の暮らしをどう両立していけばよいのでしょうか、否応なく考えさせられます。 今回は省エネのお話。 &n…
北海道の住まいは永らく南西向きがよいとされてきました。未だに不動産なんかは南西向きの方がいいとされているかもしれません。 最近ようやくこの日本人の南向き信仰が、…
以前建てた「篠路の家」に「見えない居心地」の記事を追加しました。 「見えない居心地」では、見た目には現れないけど、その家の居心地や姿形を決める上でなくてはならな…
人間というのは贅沢な生き物で、日常が足りていると飽きが来て、非日常を求めて外へ出る。 目新しい宿に泊まり、普段食べない料理を食し、満足して帰ると嗚呼やっぱり家が…
なにかと家で過ごす時間が長い日々。 同じ環境で気分を変えるというのもなかなか難しい。 そういったときに少しでも家に手を入れると気分転換もでき、わずかな環境の変化…