セン

2017.09.09

PROJECT Sでは、フローリングに北海道産のセンの無垢材を使用するのに合わせて、
カウンターなどの造作材もセンにしようと、あちこちでいい木はないかと見て歩いています。

 

フローリングは大工さん、造作家具は家具屋さん。
基本的には担当が違えば、材も違うところから来てしまう。

何しろ相手は自然の木。同じセンでも育つ環境が違えば表情も異なります。
全体の木目を調整するため、材を確認しに向かいます。

写真は、和室のカウンターに使用する材。
こちらは札幌にある材木屋に赴き、数あるセンの中から選ばせてもらい、
カウンター部分に使う箇所の木目を指定して来ました。

 

もうひとつは東川町の家具屋さんで製作するキッチンカウンターのセン。
板を継いでカウンターにするので、実際に並べて確かめます。

こうした現場に行くと、普段聞けない今の木材市況を確かめられ、
トレンドや入手困難な材など旬な話題を集めて来ます。