次週より、2週にわたって行うオープンハウス。 建築家による家とはどんな家なのか、少しご紹介いたします。 次週、小樽にてオープンハウスを行う家には、「冬の間」という部屋があります。
これは、夏には外となり、冬になると「部屋」となる間です。 昨今の高断熱・高気密の北海道の住宅は、冬でも家中どこでも暖かく、 この家も断熱性能の指標となるUA値が0.3W/㎡・Kを切るほどの性能があります。
一方で、冬寒いからこそ暖かさのありがたみを知っている北海道の暮らしの中に、 暖かさが身に染みる空間があったらいいなと「冬の間」は実現しました。 この部屋は、夏には外のBBQテラスと一体になり、冬には閉じて「部屋」が生まれます。 環境としては外なのですが、そこにあえて薪ストーブを置いて、「寒さの中の暖かさ」を慈しむ「部屋」なのです。
高断熱・高気密の家の中が「均質な暖かさ」であるのに対し、 「冬の間」は自然な炎による「ムラのある暖かさ」。
朝晩冷えるこの季節、薪ストーブでお湯を沸かしてコーヒーを嗜む。 そんな時間を大切にする家です。 オープンハウスでは、それらを体験できますので、 普段なかなか中を見ることができない、建築家による家づくりをぜひご体験ください。
詳しくは、http://atelier-monogoto.jp/works/kirinoie/ お申込みは、http://atelier-monogoto.jp/news-topics-pin/完成見学会/
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