数年ぶりに東京で正月を迎えました。
元日の東京は一年で一番空が青い。人気のない大手町のオフィス街を歩くと、記憶にない真新しいオフィスが建ち並んでいました。
元旦に開いていて、普段眼にしないものを見ようと思うと、ホテルぐらいしか思いつかない。
最近できた外資系高級ホテルに脚を運び、フロントロビーだけでも覗こうと何食わぬ顔でエレベーターに乗ろうとしたら、
お泊りですか？と止められ、お茶でも飲もうと思うのですがと言うと、予約制だと言う。
挙げ句の果てに外来の方が利用できるレストランはと別に案内された。
そうじゃない。ロビーの空間を見たいのだと、お土産を買ってこれみよがしに再度懇願。
ようやく見ることを許された。
すっかりお上りさん扱いでしたが、こんな世界もあるんですね。