明日香の家の開発行為の事前協議の提出に奈良県庁を訪れた。
開発行為は蓋を開けてみると相当大変で、今回お役所の交渉ごとには心底辟易しました。 とにかくお役所というところは縦で綺麗に割られて、上下に序列が積み重なっており、 県庁で申し立てをするには、その下位組織である村の根回しを事前に終わらせておかねばならず、指摘があれば都度呼び出されて書類を差し替え、その変更内容を下位組織に伝達に行って再び判をもらわねばならない。 回覧板と違い、決済はその日に行われるわけではないから、後日取りに来て、となる。これは時間がかかるぞ。。
しかもお役所というところは、お互いの組織を尊重するべく、横には決してやりとりしない。 奈良県庁のある奈良市と明日香村は電車で1時間の道のりである。伝書鳩のごとく飛び回る。
今回開発行為で審査の対象になるのは実質的には敷地内の桝ひとつ。そのひとつの許可のために、上に立つ建物のすべてが適っているか事前に審査されるのだからやりきれない。
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