年に数回、市立大学の熱環境の齊藤教授と意見交換する機会があります。理論と実践、それぞれの立場で考えを確かめる非常に有意義な時間です。 今回は、居心地のよさを見る人に伝えるのは難しいよねというお話し。計測は客観的に居心地のよさを示すひとつの指標にはなるのですが、なかなか居心地のニュアンスは伝わらない。 もちろん一番いいのは、体感すること。これまでの経験の上に新たな環境の変化を感じ取って、初めて居心地の良し悪しがわかる。 我が家のリフォーム現場を見て、こういう問題点を解決していく過程こそ見て欲しいよね、と。確かに、そろそろ暖房を焚くというこの時期に、どうやって居心地の悪さを克服してきたか見てもらうのが一番早い。 大学でも普段取り組んだいることなどを話してきましたが、言葉で説明すると優に2時間はかかるんだよなぁ。
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