先日、北海道で最初に建てた「新琴似の家Ⅰ」のお施主さんとお会いする機会がありました。建ててからこの冬で丸13年、当時1歳だったお子さんはもう中学生、月日の流れを感じます。 長く住まわれた家に対する色々な印象の中で、感銘を受けた事柄を後日文面化していただきましたので、ご紹介いたします。
「家は家族と共に年を重ねていますが、自然材料が多く使われているせいか古さを感じません。もともと、流行りに左右されないシンプルなデザインの家に住みたいと思っていました。でも、デザインだけでは北海道の厳しい冬を暖かく快適には過ごせません。
それまで住んでいた賃貸マンションは冬になると結露が酷くカビにも悩まされていたので、とにかく結露が発生しない、どこにいても暖かい家がいいです、という要望で設計していただきました。
こじんまりした家ですが、こちらの希望通り結露の心配もなく冬でも暖かく過ごせているのは、自然素材の本来の力を発揮できるように設計していただいたおかげだと思います。
最近我が家を訪れた人からも、13年経つとは思えない、とお褒めの言葉をいただきました。」
設計した家の住まい心地はどうなんだろうかと、なかなか本音を聞く機会もないので、大変ありがたいお言葉でした。
「新琴似の家Ⅰ」の詳細はこちら
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