土地探しはよく直感と言われますが、ひとがそこに住みたいと思えるかどうかは、その土地に住んだときの生活をイメージできるかどうかだと思います。 それにはかつて似たような境遇を経験したことがあるのかが密接に関わっているような気がします。 私自身これまで様々な土地に住み、その都度新鮮な気持ちで住む場所を選んでいたつもりですが、今考えると住み心地のよかった場所は、生まれ育った土地や、かつて記憶に刻まれた情景に、地理や地勢がよく似ていることに気づきます。 そういう意味では、われわれ人間にも少なからず鳥や魚のような帰巣本能が備わっているのではないかと思うのです。
NEXT
PREV
Blog