江戸唐紙

2011.11.30

「田園調布の家」では江戸唐紙の襖が使われている。
地となる鳥の子紙に江戸時代から続く木型を使って、版画のようにオーダーで一枚一枚刷っていくため、印刷にはない微妙なかすれや塗料の膨らみがあり、味わい深い表情を生み出します。
ショールームも予約制でなかなか敷居が高いのですが、滅多にないことなので色々とレクチャー頂きました。
今回は茶室の襖に、片面は蔦の文様を雲母刷りで、もう片面には萩の文様を胡粉で刷っていただきました。